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「Fukushima50 フクシマフィフティ」必見!!! 「黒い司法」おすすめです!!!

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 Fukushima 50公式サイトより参照

www.fukushima50.jp

 

映画「Fukushima50フクシマフィフティ」必見です!!!!

新型コロナウイルスの関係で大好きな映画も自粛していましたが専門家の映画館は比較的安全とうい報道を聞き観に行きました。換気は意外としっかりしていて、天井が高いという理由らしいです。

それでもマスク、メガネ防備しての鑑賞でした。席はレイトショーでしたのでガラガラで濃厚接触避ける1M以上離れるどころではなく1列私しかいませんでした。貸し切り状態で超ドデカホームシアター状態です。さらにドルビーシステム音響!!!

飲み物片手にゆったり鑑賞でした。

この作品賛否両論ありますが震災を忘れない。日本の為に文字通り「必死の覚悟」で戦っていた人たちがいたという事実を見つめるには良い作品です。今、新型コロナウイルスで日本が世界が大変な状況です。東日本大震災から9年。あの時同じく日本が危機的状況に陥りました。あらためて考えるためにに3月11日震災の日に観に行きました。劇場に行けなくてもDVDや動画配信されたら観てみると良いかもしれません。

実話、当時の証言を基に作られた作品との事です。観てみて下さい。あの日、あの後、フクシマで何があったのか?

我々の生活を支えている電力、電気がなくなったら生活、経済、もしかしたら<命>までもがストップしてしまう。我々が安心して暮らせるよう電力を送ってくれていたフクシマ

観終わったあと余韻を残し色々考えさせられ家に帰ったら当時の事を、今の現状を調べずにはいられなくなります。

3月11日14時46分18秒

黙とうの放送が流れました。運転中でしたので車を停めて静かに祈らせてもらいました。

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監督 若松節朗 「振り返れば奴がいる」「やまとなでしこ」「救命病棟24時

脚本 前川洋一 「下町ロケット

音楽 岩代太郎 「レッドクリフ1,2」「許されざる者」「空母いぶき」

原作 門田隆将  ノンフィクション作家

キャスト

佐藤浩市

渡辺謙

吉岡秀隆

緒方直人

火野正平

平田満

萩原聖人

吉岡里帆

斎藤工

富田靖子

佐野史郎

安田成美

 

story

2011年3月11日、午後2時46分

福島第一原子力発電所を大きな揺れが襲った。

1.2号機サービス建屋の2階にある中央制御室では急な揺れに驚いた当直長が原発停止であるスクラムを運転員たちに指示する。

発電所の吉田所長は免震棟の緊急時対策室へ急行。各所の安全を確認するが、大津波警報も発せられ。敷地内の作業員たちに避難が呼びかけられた。やがて、もの凄い高さの津波が海岸に迫り、轟音と共に原発の建屋の激突。建屋の地下に海水が流れ込み、発電機は水没、停止してしまう。

午後3時40分、SBO(全交流電源喪失)が宣言された。

このままでは、原子炉の冷却装置が動かず、溶けた燃料が格納容器を突き破り、メルトダウンへと至ってしまう。

ここから

福島第一原子力発電所は地獄へと化していくのです。

次から次へと襲い掛かるトラブル。

人間に制御不可能なものを作り出してしまった事に神が怒ってしまったかの如く。

人災ともいえる政府の対応。

それでも

所長以下職員たちは<ふるさとを、日本を守るため>絶対にあきらめないのです。

何度も果敢に制御を試みる職員、自衛隊員たちですが1号機、3号機、そしてついに2号機までもが暴走を始めるのです。これでもかという位に。人間に無力さを教えるかの如く。

極限を越えた状況。

それでも所長は最期の戦いに挑むため決断します。

所長と生死を共にすることを決心する<50人の侍>たち。

果たして人間は暴走した悪魔を止めることができるのか?

 

ある程度事実や結果を報道などで知っていても手に汗握り、心拍数は上がりっぱなしです!!!

 

こんな感じですが実話ベースで脚色をかなり抑えドクメンタリーにも近い考えさせられる映画です。

書いていても胸が熱くなります。

戦争後こんなに暑い侍たちが現代に実際にいると思うと何故か自分が小さくも見えてしまいます。

当時電力会社は世間から烈火のごとくバッシングを受けました。しかし、現場の職員たたちは死を覚悟して戦っていたのですね!!

自分たちにも家族もいて震災の被害を自宅も受けてしまっているのに。一刻も家族のもとに帰りたかったでしょう。それでもふるさと、国を守るために。決死隊まで作って戦ったのです。

当時の総理は電力会社を猛烈に怒鳴ったそうです。死を持って収束させろ!そいう意味の怒鳴りだったそうです。しかしずっと極限の中不眠不休で指揮を執りつづけた所長の静かな一言で総理は沈黙したのです。「決死隊を作りました」

決死隊、戦国や幕末、大戦でしか聞いたことのないこの言葉「決死隊」。本当に死を覚悟して対処していたのですね。後に分かったことですが職員たちは過労で大半が血尿しながら任務にあたっていたそうです。映画で描かれていない事実も書籍で知り当時の凄惨な状況想像だに出来ません。それが現代の話しなのですから。

所長は収束後2年でこの世を去っています。我々には想像できないストレスとの医師の診断だったそうです。それでも所長は常に冷静に病魔に襲われてからも温和にいたというのですからまさに現代の侍

ですね!!!自分だったらと考えてしまいます。 

 

 

原作読んでみたい方はこちら

 

今でもフクシマは戦っています。ふるさとを失ってしまった人も沢山います。

3万人とも言われる避難民。

原発もまだ戦っている人たちが大勢います。

あの時吉田所長があの場所にいなかったら…。

知らなかったのですが、もし、あの時2号機も爆発してしまったら本当に日本の半分は住めなくなってしまったのです!!チェルノブイリの10倍!!!

東北だけでなく、関東も、東京、埼玉も無人の地と化してしまったのです。半径5,000Kmですから。我々の今の生活があるのはフクシマ50がいてくれたかもしれません。

電力会社、政府、この映画に賛否はあると思います。ただ、我々関東に電力を送ってくれていたのは間違いなく「福島」なのです!!!!!

 

 

ついでに鑑賞してきました。こちらもおすすめです!!!

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 wwws.warnerbros.co.jp/kuroi-shiho/index.html

「黒い司法」オフィシャルサイトより参照

監督:デスティン・ダニエル・クレットン

キャスト

マイケル・B・ジョーダン

ジェイミー・フォックス

ブリ―・ラーソン

 

冤罪で収監され死罪を待つ黒人を救うため、人種差別の歴史を変えるため「真の正義」を求め戦い続ける若き弁護士のお話しです。

実話です!!不屈の闘志で戦い続ける弁護士と無実を信じる家族の絆。感動します。評価も高い本作品。静かに淡々とストーリーが進んでいきますが観終わった後この作品も心に残り考えさせられます。おすすめです!!

映画には人生を教わったり考えさせられたりします。

実話ベースはあくまでもエンターテイメントなのでリアル過ぎをもとめていませんが事実とかけ離れ過ぎているのも冷めてしまいます。

ほどよく演出されているものが心に残り響きます。

この2作品良作だと思います。一見の価値ありです!!!!

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